たまの浮気を許してくれたSMAPから担降りをした話

長い。相変わらずまとまってない。 でも書いた。

 

 

以前中居さんがSMAPがんばります!という番組でファンに向けての手紙を読んだ。その中の一文にこういうものがあった。

 「皆さん、たまの浮気は許します。若い子っていいですもんね。でも、帰ってきてください。気にしていてください。そばにいてください。」
 
番組観覧に参加していたのでこれを生で聞いていた。言うまでもなくウルウルした。隣にいたお姉さんもその隣のお姉さんもウルウルしていた。後ろにいた人は結構なボリュームで泣いていた。
番組が終わったあと隣にいたお姉さんと「こんなストレートなことをテレビで言ってくると思わなかった」と語ったことを覚えている。それ位あの一文に衝撃を受けていた。「SMAPより魅力ある人なんていないからね?若い子に浮気とか誰もしないよ?」とお姉さんが言っていた。同意だった。SMAPより好きなグループが出てくるとかあり得ないと思っていた。
 
 
2015年。そのあり得ないと思っていた事が起きた。
 
 
 
 
好きになり出したのは2013年だったけど、その頃はSMAPの方が好き。という前置きをいつもしていた。
それでもマイナスの感情しか持っていなかった事を考えると好きになったという事自体が驚くべきことだった。テレビで共演していればまたかよ!と舌打ちしそうな勢いだったのに、好きな人が同じテレビ出てる!幸せ!最高!とまぁ良くここまで変わるなと思ったし、コンサートの観覧に来ていたと聞いて喜んだり、過去に録画したディスクを見て何でここカットしたんだ?と絶望する忙しいヲタクになってしまった。
 
 
でもほんの少しずつではあるが気持ちが変わっていった。キッカケは「ファンの考え方が苦手」ということに気づいた事だった(※あくまで一部のファンの話ということだけ全力でお伝えします)
彼らの事が好きになったからこそ余計お前何様?発言がムカついて仕方なかったんだけど、それ以上にファンが良い人だらけでいいなぁと他グループ担の友人に言われるのをどこが?と思ってしまった自分がいた。この時もしかして私冷めてる?と感じてしまったのだ。
ヲタク活動の情報取得ツールの9割を占めてるのはTwitterなので、そういう面倒くさいやつもブロックやミュート機能を片っ端から使えばある程度防御できるわけだし、「ファンよりSMAPを見てれば良い」という当たり前のことをしてればよかったんだけど、ほぼ同じ頃にメンバー自身の言動にちょっとだけ悲しくなったりイラッとしたりすることが重なった。今聞くとそんな変な事は言ってないし、個人的に起きた出来事の八つ当たりに近いものもあるけれど、何故かその時だけ今までならネタとして流せたことが流せなくなってしまっていたのだ。
 
 
20年近くファンやってるのにここにきて冷めるの?嘘でしょ?と思い始めたころにやってきたのがツアーだった。友達には冗談で「今回のツアー行って降りたらどうしようね~ハハハ」と笑っていたが大阪東京に行った時点で「やばい…本当降りるかも…」と言っている自分がいた。良い意味でも悪い意味でも彼ららしいコンサートだった。ここは無い、あそこはちょっと…と思う部分もあった。でもその不満を全部解消できる…とまではいかなくても構成や衣装など私の中では十分好きなコンサートになっていた。
 決定打になったのは名古屋でのコンサートだった。
一緒に行った人は知っているがある曲で100%泣いた。号泣ではなくて涙ポロッと出ちゃったという感じの泣き方だけど、その曲を披露している姿があまりにもかっこよかったのだ。かっこよすぎて泣きそうということはあったけど実際に泣いたのは多分初だ。帰り道ずっとその姿を思い浮かべながら本当かっこよかったなぁ…という気持ちともうこれで生で見る事ができないのかという気持ちでまた泣きそうになっていた。生で見る威力って凄い。名城線で俯いて泣きかけてるとか傍から見たら情緒不安定な女だろう。その時には私はSMAPよりKis-My-Ft2の方が好きなんだな。と確信していた。
 
多分もっと早くキスマイに担降りするチャンスはあった。それでもいけなかったのはスマヲタ歴が群を抜いて長かったので、ここから変わる事が何となく怖かったのだ。それはSMAPへの気持ちもだし、仲良くしてるスマヲタにもこの気持ちを伝えるのが怖かった。というか今も怖いから本当ごく一部の人しか知らないけど。いつかはちゃんと伝えないとね…
 
 
 
 
って言い訳を並べてみたけどやっぱり単純にキスマイの方が好きって言いたくなった。言い訳も十分理由のうちの一つだけど結局最大の理由はそれだけのことだった。
 
 
それから前回のブログでこんな事を書いた。

私の中の担当の定義も基本的には「一番好きな人」なんだけど、今一番好きな人が3人いるからそこで(一番好きな人が)担当っていうのもどうなんだという考えにモヤついてる。こんな事考える前にもっと考えること一杯あるぞ私。

私の担当は誰ですか? - ゆるくヲタクやってます

3人とは剛、宮田君、千賀君になるけれど、キスマイが1番好きとなったので剛担では無くなった。じゃあ宮田か千賀かどっちか1人選べと言われそうだけどどれだけ考えても無理だった。他の担降りブログにあった「うちわを持ちたいと思った人が担当」や「お金と時間をかけたいと思う人が担当」など色んな担当の定義を当てはめてみた。でも選べなかった。この先はっきり千賀担もしくは宮田担、はたまた別の担当と言い出すことがあるかもしれないけど、それでも今は2人が同じ位好きだし同じだけの熱量で応援をしたい。

 

だからここで言ってしまう。「うちわを持ちたいと思うのも、お金も時間もかけたいと思うのも、1番好きなのも選べれない」ので宮千担とさせてください。

 

好きか嫌いかで言えば嫌いな方にいた彼らに絶対ハマるわけないと思っていた。舞祭組をやるとなった時も4人が気になるというより中居さんが何かやるから見るというスタンスだった。その後中居さんの思惑通り舞祭組にハマり、自然な流れでキスマイを好きになり片っ端から番組を録画してCDやDVDを買っていった。
そして2015年。やっちゃった!!のバンドスタイルを見てかっこいいと泣いている自分がいた。中居さんが作ったグループをきっかけにハマった彼らが私の中で絶対に揺るがなかった「SMAPが1番」という概念を崩していった。こうして担当が約15年ぶりに変更された。
 少し前友人に「担降りしそう~でもせんちゃんもみやっちもどっちも好きで選べん〜」と愚痴った時に「あくまで私個人の印象の話だけど、宮田君のほわほわして優しい空気感と千賀君の好きなことに対して絶対に譲らない意志の強さを足した姿がつよぽんみたいって思ってて。だからある意味選べないのは当然じゃない?」と言われたことがあるがまさにそれだった。2人ともどこかつよちと似ているんだ。結局好きになるタイプがみんな似てきている。
 
これだけ書いといて言うのもあれだけど宮千はもちろん他の5人も分からないことだらけだ。
過去の映像を見ながらこの頃から好きだったらまた見方が変わるかな?と感じたりもするけど、どうしても苦手で受け入れられなかった時期を越えてここまで来たから過去をリアルタイムで知らなくて良かったかなとも思う。過去を追いかけることは不可能だし映像で見たところでその当時から知ってる人には絶対に勝てない。でもこれから追いかける事は出来る。これからの7人を見ていく事は出来る。好きになってからもヤキモキすることも、もどかしくなることも、ムカつくこともあったしこの先もっとありそうだけど(苦笑)『出たとこ勝負で 可能性は無限大』*1な7人だ。 どこまで追いかけられるか正直分からないけど、いけるところまで追いかけてみようと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中居さんの掌に転がされてここまできたけどやっぱり今でも転がされているんだなと凄く思います。たまの浮気のつもりが本気でキスマイが好きになりました。それでもSMAPのことはずっと気にしているしずっと好きです。
特につよぽん。スパイダーうちわのファンサ答えてくれてありがとう。体幹っていう訳のわからないうちわにも笑ってくれてありがとう。天然5歳児でも毒舌でもどんなつよぽんも好きです。これからもSMAPライブでうちわ見て笑ってほしいなって思うのはつよぽんです。本当にありがとう。
 
 結局掛け持ちのスタイルは変わらないし、どちらも好きなのも一緒なのでこれからもどうぞよろしくお願いします。

*1:Halley